TeX for the Beginner 私家版抄訳のオマケ

オマケです (Anhang02.pdf: 1.13MB) 　208ページ． 〔↓下のほうに 「修正版 (Anhang02.1.pdf)」 を置きました Added: July 11, 2008.〕 

• いくつかの本からの抜書きと，いくつかのファイルを listings に流し込んだものとを，ひとつにまとめただけのものです。
• この pdf も，印刷もコピペも出来ないようにしていますが，その理由は，紙がもったいないからというだけのことです。ここに収録したファイルは （LaTeX ユーザーであれば） どなたの PC の中にもあるはずですので，もしも印刷の必要があるような場合には，それをお手許で適宜加工のうえ，印刷なさってください。

 Since: May 20, 2008.

【訂正】

• 遅くとも今年 （2008年） の 3 月 1 日には，plain.tex のバージョンが“3.14159265” から“3.141592653” になってたらしいです…。
  違いは，3.14159265 では，1231行目 が，
      \showboxbreadth\maxdimen\showboxdepth\maxdimen\errorstopmode}
  となってたのが，3.141592653 では，
      \showboxbreadth\maxdimen\showboxdepth\maxdimen}
  になってます （あと当然末尾 〔1241行目〕 のバージョン番号も変わってます）。

• これに伴って（なのかなぁ？），“texbook.tex” も，私が参照したやつと，現在 CTAN にあがってるのとでは，ちょっと違ってるようです。ですので，オマケの 2 頁で 「英語でもよければ，“texbook.tex” の 18852行 以降をそのまま読むか，…」 と書いた部分の行番号も，18858行 以降，としなければなりませんでした。チェック不十分ですいません。

Added: June 27, 2008.

【追補】

• 2008 年 2 月 29 日に修正されていたことが“errata.tex” から分かります （該当部分抜粋）：

•  ちなみに“tex.web” にも，47 行目に，
      % Version 3.1415926 was a general cleanup with minor fixes (February 2008).
   とあって，TeX 自体も 2008 年 2 月 に update されてたのですね…。

 

• クヌース先生の HP にも，

 I still take full responsibility for the master sources of TeX, METAFONT, and Computer Modern. Therefore I periodically take a few days off from my current projects and look at all of the accumulated bug reports. This happened most recently in 1992, 1993, 1995, 1998, 2002, and 2007; following this pattern, I intend to check on purported bugs again in the years 2013, 2020, 2028, 2037, etc. The intervals between such maintenance periods are increasing, because the systems have been converging to an error-free state. The latest and best TeX is currently version 3.1415926 (and plain.tex is version 3.141592653); METAFONT is currently version 2.718281 (and plain.mf is version 2.71). My last will and testament for TeX and METAFONT is that their version numbers ultimately become $\pi$ and $e$, respectively. At that point they will be completely error-free by definition.

とありました。

Added: January 7, 2009.

 【修正】

• 195 頁に書きましたように，このオマケでは，「コードをカラフルにしたかったから」 というだけの理由で listings パッケージを使っています。その際，listings の設定を “columns=fullflexible” としていたのですが，これだと，コメント部分のインデントが消えてしまっていました…。つまり，“%” の後ろにスペースがいくつあっても，スペースが 1 個になってしまっていて，せっかくランポートさんやクヌース先生がインデントをして読みやすくしてくださっていた部分を，帳消しにしてしまっていました…。

というわけで，いまさらですが “columns=flexible” にして作り直したものを Anhang02.1.pdf として置いておきます。

Added: July 11, 2008.

 【補足】

• オマケの 2.5，2.6 として収録している “report.doc” と “rep10.doc” の日本語版が，アスキーさんのページにまだありました。旧バージョンの pLaTeX ソースファイル のページの最下部にある platex209.tar.gz ないし pl209.tar.gz の中に，“jreport.doc” と “jrep10.doc” とが入っています。［Internet Archive ← Added: Apr 9, 2019］

Added: July 14, 2008.