獣を馴らす準備

このページに置いている 2 つの pdf ファイル(↓下のほうにあります)は、TeX & LaTeX Advent Calendar 2024 の 第 4 日目 のために書いたものです。

web 上で直接読めたほうが便利なのは重々承知しているのですが、LaTeX で書いて pdf にしたファイルを置かせていただきます。せっかく読んでくださろうというのに余計なお手数をお掛けしてしまい、申し訳ありません。

2022 年に書いた “ご挨拶” が今年もそのママ当てはまりますので、再掲します:

私がそもそも LaTeX に手を出したのは、ドイツ語の文章の行末で自動的にハイフネーションをして欲しかったから、というあまり一般的でない理由によります。

しかも、典型的な文系人間なので、数学にもプログラミングにもまったく縁がありません(もちろん、文系でも数学やプログラミングがお出来になる方はいくらでもいらっしゃいますので、「文系なので」の一言で自分の能力のなさを正当化しようというのはおかしな話なのですけれど)。

そんな私が LaTeX を使っていたのは 2006 ~ 2011 年くらいの時期でした。 その後は、出版社や編集の会社に論文データを渡す都合から欧文の文章も Word で書くようになったので、LaTeX は原稿執筆には使わなくなってしまいました(実際には、執筆自体はエディタで行っていて、そのデータを先方の執筆要領に従った形に適宜 Word で編集・整形したものを入稿しています)。

そういうわけで、LaTeX を使ってものを書くのは随分と久しぶりのことです。

(何を言いたいのかといいますと、今回作成した文書も所詮「門外漢のたわごと」なので、内容、体裁ともにもろもろ不備があったとしてもどうか大目に見てください、ということをお願いしたいわけです、何卒!)

12 月 4 日

12/3 のご担当は doraTeX さん で、明日 12/5 のご担当は 鴎海ねこ さん です。

私は文献をデータベースで管理したりとかはしてないので、BibTeX についてはずっと避けて通って来ていたのですが、8 月に TeX Forum で関連するご質問を拝見した際に、btxdoc.pdfbtxhak.pdfbtxbst.doc を読んでみました。

そのときの手元のメモを、Advent Calendar 用に、ペーパーにまとめ直しました。

2 部構成になっています:

「獣を馴らす準備」

第 2 部はただの「切り貼り」なのですが、B5 判にしたら無駄にページ数が増えてしまいました(すいません)。

〔補足 1〕過去の Advent Calendar では、2021 年の 鹿野さんの記事 が、BibTeX の言語も取り上げてらっしゃいます。私のペーパーの適当で単純な例とは違って、ちゃんとしたプログラムを書かれていますので、併せてお読みになられることをおすすめします。

〔補足 2〕たぶん何か私がミスをしてるせいだと思うのですけれど、ここに置いている 2 つの pdf は、セブンイレブンのコピー機でプリントすると、欧文のダブルクォーテーションやリガチャが、トーフになってしまいます…。私の生活圏内の、ローソン、ファミリーマート、ミニストップのコピー機では、正常にプリント出来ました。コンビニのコピー機でプリントをされるような場合には、ご注意ください(すいません)。

〔補足 3〕アップロードしてから気付いたのですが、2024b_Tygris.pdf のサイズは、日本版の B5 判じゃなかったですね…(こんなありがちなミスに気付かなかったなんて、マヌケ過ぎです orz)。

Merry TeXmas & Happy TeXing!

Since: December 4, 2024.


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